ブロックチェーンとは、情報を記録するデータベースの一種です。ブロックチェーンには様々な種類があり、以下のような分類・種類があります。
①パブリック型
- 特徴:誰でもネットワークに参加可能。
- 代表例:Bitcoin、Ethereumのブロックチェーン
②プライベート/コンソーシアム型
- 特徴:許可された者だけがネットワークに参加可能。
- 代表例:Corda、Quorum
国内で発行されるデジタル証券においては、顧客資産の流出を未然に防止するため、セキュリティ確保の蓋然性が高いものを選択する背景から、デジタル証券の権利情報を記録するデータベースとして「②プライベート/コンソーシアム型」ブロックチェーンが採用される傾向にあります。
三菱UFJ信託銀行株式会社が開発するデジタル証券の発行及び管理プラットフォームである「Progmat(プログマ)」は、プライベート/コンソーシアム型ブロックチェーンの中でも、ビジネス活用に必要な様々な技術的な要素を備えている「Corda」を利用して開発されています。